2019年2月。手術からもうすぐ2か月半。
術後の検診と矯正の調整に行ってきました。
術後検診
まずはレントゲンを撮り、それを見ながら診察。
骨は順調にくっついてきているそうです。
左は上下2本ずつのプレートとネジで留めていますが、右の上あごはもっと複雑。
非対称を治したときに足りなかった部分を、下あごの骨の一部を使って埋めているのでこんな留め方になっているらしいです。
食事はまだ無理をせず、3か月を過ぎたら普通の食事に戻していっていいけれど、固いものは半年ぐらいまではダメ。
口の開きは指2本ちょっと。
あまり不自由はしていませんが、手術前と同じ感覚で口に入れようとすると入らないことも。早く3本開くようになりたいです。
口蓋の麻痺は少し感覚が戻ってきた感はありますが、上の歯茎がまだまだ。
これはまだかかるか、麻痺が残ることもあると。
とりあえずメチコバールを3か月から半年ぐらいは続けてみましょうかということになりました。
メチコバールと言えば肌荒れですが、前回の通院で処方されて、飲み始めてから1か月ちょっと。
顎のざらつきが増してきたような気がします。
これ以上進んでニキビになるようなら考えますが、とりあえず服用継続。
頬のむくみもだいぶひいてきましたが、骨となじんでいくには半年はかかるということで気長に。
気になることを二つお話しました。
一つ目は歯がしみること。
これはたぶん一過性のものだろうと。詳しくは矯正の先生に伝えることに。
そしてもう一つは輪郭や鼻の非対称。
元々の骨の形が左右で違うので、手術で傾きを治しても非対称は残ります。
これはもちろん先生も私も想定済み。なので、これから微調整をしていきます。
話題に上った場所は、ほお骨と下あご、鼻。
全部1年後のプレート除去の時にしたらいいと思いましたが、鼻から麻酔の管を入れので、同時にはできないとのこと。
鼻の手術は術後半年を目安にできるようになるので、先にやっておくというのがよくあるパターンだそうです。
具体的にどんな手術になるのかも聞いておきました。
私の鼻は、いわゆる「斜鼻」。骨折でなる人が多いそうですが、特に怪我をした記憶もないので、先天性のものだと思われます。
根元の骨からやや曲がっているので、鼻の両横を2ミリほど切開して骨切り。鼻中隔の曲がりもかなりあるので、軟骨で補強してまっすぐにします。鼻の軟骨が足りなければ耳の軟骨を使うけれど、それは手術するまでわからないのだとか。
術前にとったCT画像を先生と一緒に見ていくと、右側への倒れ方がひどいです。
そして左の鼻の穴が狭くて空気が通りづらそう。
以前から鼻の通りが悪いと感じていたのにも納得。
ほお骨と下あごは、プレート除去のときに一緒にできるのでもう少し先の話。
下あごは左右の形をそろえたいけれど、ほお骨はどうなんでしょうね…。
左右非対称なのは確かなのですが、切って落とすという説明だったので、高い方を削ることになるのでしょう。
どちらかというと高い方の顔半分が気に入っているので悩みどころ。
顔の凹凸が少なくなると老けて見えたりたるみが出たりするのでは?という疑問も。
まあまだ時間はあるのでゆっくり考えます。
夏休みに入るので手術の予定が詰まってきて、次回の診察を待っていては思うように予約が取れないかもしれないと言われたので、とりあえず電話で予約を入れました。
8月の初めに手術をして、お盆頃まで仕事を休もうともくろんでいます。
術後矯正3回目
続けて矯正歯科へ。
とりあえず歯がしみていることを伝えます。
刺激を与えると悪化する可能性があるということで、クリーニングは極力優しくしてくれました。
今回動かす歯は、以前神経を抜いている歯。
一般歯科での適当な治療に不信感を抱いて高額な自費診療にシフトしたといういきさつがあり、何より再感染を恐れています。
今は左側の下の歯を1本ずつ中央に向かって移動させている最中なのですが、前回の調整が結構痛かったので、この神経無しの歯に対しても同じことをしても大丈夫なのか心配。
すると、今回はパワーチェーンで引っ張るのではなく、まずはワイヤーに通したバネで押し出して移動させることになりました。
バネ、懐かしい。矯正を始めたとき、下の前歯が詰まって曲がって生えていたので、数か月間バネで歯の隙間を作ってからブラケットを取り付けました。
その時は唇の裏側とバネがすれて嫌な感じだったのですが、今回は少し奥ということもあり大丈夫そう。
移動は緩やかになるので、次の予約は1か月後にして細かく調整していくことになりました。普段は1か月半空けています。
そして歯がしみる話。
ゴムをかけている部分には負荷がかかるので仕方のないことなのだとか。
ちょっとお休みしてもいいけれど、完全になくすのは心配だから寝るときだけかける?という話になります。
先生曰く、手術が上手いので最初からとてもいい状態になっているけれど、ゴムかけをしていないとそれが崩れてきてしまうそう。
術後にゴムかけができなかった患者さんの矯正がかなり難航したというケースも実際にあるそうです。
そんなの聞いたら不安になりますよね…。
2重にせずに引っかけておくだけなら大丈夫なので、それでもいいか聞いてみました。
今までのゴムは大きいので意味がないけれど、ちょっと小さいゴムにしてそれで行きましょうということに。
ギリシャ模様です。確かに前より小さい。
2重より力は弱いですが、しっかり固定されます。
さらに下→上の順番にかけるようにしてみたら、だいぶ楽になりました。
2重だとどうしても上→下→上という順番になるので上にかかる力が大きいですよね。
調整を終えて
写真は撮り忘れ。
バネで押し出す形の歯の移動なので、ほとんど痛みはないです。
ちゃんと動いているか心配。
それとも痛くないのは神経のない歯だから??
どのくらい動くかは1か月後のお楽しみ。
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