前回の検査からしばらく日を空けて、2018年4月、I矯正歯科を2回目の受診。
実質この日が矯正スタート。私は35歳になりました。
検査でわかったあごのずれをチェック
とりあえず前回の検査の結果を聞くところから始まります。
あごのずれについて説明されました。
左右のずれ
まずは左右のずれから。
ヘッドギアのような装置を噛んであごを動かしたときのデータが、レントゲン上に示されています。
上あごはやっぱり左下がり。
そこに下あごが合わせに行った結果、傾くだけでなく左に回転して右のあごのほうが骨格が大きくなっているそうです。
また、歯を支えている土台の骨の低下を指摘されました。
磨き残しと、上下の前歯の先端同士が当たる切端咬合による歯への負担。
磨き残しって結構ショックですね。恥ずかしい。
前後のずれ
続いて前後のずれ。
横顔のレントゲン写真をみながら説明してもらいます。
あちこちに細かい数字が表示されていて、私の骨格と標準との違いを数値化してあるのだそう。
すると、上あごと下あご、それぞれの位置で驚きの事実が。
確かに数値的に下あごは標準より少し出ています。
でも、それ以上にあったのが上あごの後退。
下顎前突よりも上顎後退があるということです。
そして上下の歯の位置関係は、上の前歯が大きく前に傾き、下の前歯が大きく後ろに傾いている状態。
つまり、本来なら下の前歯が上の前歯より出て歯並び的にも受け口になるところ、歯ががんばって傾くことで、切端咬合で済んでいるそうです。
上の歯が下の歯にかぶさるという正しい形にはほど遠いですが、私の歯、がんばってる…。
で、下の歯が内側に傾くとその分スペースが狭くなるので、ちょっとガチャガチャした歯並び(=叢生)に。
治療方針
治療は、傾いた下の前歯を起こし、叢生を取る方向で進めます。
学生の頃に親知らずを4本全部抜いているのでスペースはあり、抜歯の必要はないとのこと。
上の歯も1本完全に凹んで反対咬合になっているところがあるので、そこは前に出して歯並びを整えます。
歯並びの凸凹が取れていないと、手術の時どこに合わせたらいいかわからないので、最低限そこは整えてから手術という説明でした。
細かい調整は術後に回し、なるべく早く手術する方針だそうです。
手術の時期は大体冬の初めぐらい、矯正装置を着けている期間はトータルで1年ぐらいの予想です。
矯正装置の取り付け
続いて装置の取り付け。
もう後戻りできないと緊張が高まります。
取り付け作業と実際の装置の様子
歯科衛生士さんに歯を磨いてもらい、いよいよ取り付け。
歯の表面にボンドのようなもので金具を取り付けているのが分かります。
UVライトのようなもので固めて、ワイヤーを通している様子。
特に痛みなどはなく終了。
保険適用のため目立たない矯正器具は一切使えず、鏡を見せてもらうと見事にギラギラ。
唇が若干閉じにくくて、いきなり受け口になったような感覚です。
まあ見た目としてはほんの少し口元がもっこりした程度ですが。
下の歯を起こして並べるスペースを作るため、歯の間隔を広げるバネを入れているところがあります。
まずはギラギラの矯正装置。
バネの後ろの歯には、ブラケットを付けずにそのまま放置しています(赤丸部分)。
スペース不足で歯が回転してしまっているので、バネの力で間隔が十分に広がってからブラケットをつけるそうです。
装着後の注意点と感覚
ブラケットは、歯ブラシで磨いたぐらいでは外れないので、装置の上や間もしっかり磨いてくださいと指導を受けました。
でも、固いおせんべいやりんごの丸かじりは避けてね、という注意も。
次回の予約は約1か月後です。
痛くなるかと身構えていましたが、痛みよりもむず痒さが強いです。
違和感が強いので夕食は食べず。水分だけ取りました。
寝る前の歯磨きが気持ちよくてたまらない。特に歯の裏側。
強く磨きすぎると歯が削れてしまうのでほどほどにします。
口を強めにゆすいだら、歯がもげるんじゃないかというくらい不安定な感じ。
最初はこんなものなんでしょうか。
写真で確認:矯正装置装着直後
当日夜に撮影した写真です。
装置の厚みの分、口元が若干もっこり。
笑うとこんな感じ。
元々歯がはっきり見える方ではないので、目立たないと言えば目立たない?
横から。
笑顔で。
装置の分やっぱりもたついて見えますね。
反対側から。
笑顔で。
これがどう変わっていくのか、楽しみです。
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