外科矯正に至るまでの振り返りシリーズです。
1回目はこちら。

噛み合わせ治療で通っていたA歯科で、治療すること2か月あまり。
より噛み合わせを安定させるため、矯正を勧められました。
提携しているB矯正歯科に予約を入れてもらい、カウンセリングを受けます。
B矯正歯科でカウンセリング
2017年6月下旬。
矯正で歯並びがきれいになれば、顔のゆがみやあごが出ているのも変化があるのかな? とちょっと期待しつつ、カウンセリング当日。
待合室には小さな子供や制服姿の学生さんも。早くからの矯正が大事ですね。
長年の舌が下にある癖で顎が出てしまったらしい、という話を知った以上、しみじみそう思います。
問診票を書き、写真やレントゲンを撮って、モニターや資料を見ながら先生とお話。
顔のゆがみのこと、あごのこと、A歯科で上の前歯が下の前歯の前に噛み合う形を勧められてここに来たこと。
そして、結論から言うと、これ……矯正では無理なんじゃない……?
先生とQ&A。矯正ではあごは治らない?
詳細を忘れてしまった部分もありますが、先生とのやりとり。

顔のゆがみが気になります。口元も、鼻も、目も。

(顔をじっと見て)鼻はこっち曲がり、目はこっちが大きくて高いね。
でも誰でも、私だってゆがみはありますよ。
それに、矯正で動くのは歯だけ。目や鼻に変化はないですよ。

下あごが出ているのは?引っ込めたいです。

A歯科の先生の言うように、前歯の噛み合わせを作ることは可能です。
でも元々のあごの骨の位置や大きさは変わらないので、あごが後ろに引っ込むことにはならない。
むしろ矯正すると受け口感がより強調されるかもしれません。

(それだけは避けたい!!! じゃあどうすりゃいいんだよ……)もしかして矯正しなくてもいいんですか?

することにメリットがないとは言わないけど……。
なぜかあまり乗り気でない先生。
商売なので来なくていいとは言わないけれど、どうやら私の求めていることは、矯正では解決できないようです。
料金の説明も一応聞きます。車が買える
絶対矯正を勧められると思ってきたので、肩すかしをくらいつつ、最後に料金の説明を受けます。
表側からする矯正と裏側からする矯正があり、裏側に装置を着ける矯正なら他人には全然分かりません。
ただ、私の場合、歯根(歯の、歯茎の中に入っている部分)が人より短いそうです。
30年以上カチカチぶつからせて歯に負担がかかり続けた結果なのか何なのか。
とにかく、歯への負担が大きい裏側矯正は無理だと言われました。
表に付ける装置は、一般的にイメージされる矯正装置ですね。
こんな感じ。
(フリー素材です)
いくつか見せてもらいましたが、金属で目立つものから、白くて目立たないものまで段階があります。
一番安いのがオール金属で、料金をプラスしていくとだんだん目立たない素材に変えていけるシステム。
料金表を見せてもらうと、自費なのでやはり高いですね。
よくある表現ですが、車が買えます。軽に限らずコンパクトカーの安いのもいけます。
でも、先生が強く勧めない矯正治療に高額なお金をつぎ込むのってどうなの? というのが正直な気持ち。
何より受け口感が強調されるかもという話が怖いです。
とりあえずよく考えて、矯正を始めると決めたら予約をして問診票を記入して持ってきてくださいとのこと。
初回は検査料に早速7万かかるそうです。
矯正をすれば何かしら良くなるんじゃないかという期待感から一転、資料を持ち帰って深く悩むことになりました。

詳しく記録してるとつい長くなっちゃう。
でも次回はついに「外科矯正」というキーワードが出てきます!
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