【顎変形症治療開始まで⑤】矯正「専門医」と「認定医」

治療開始まで

外科矯正に至るまでシリーズです。

これまでのいきさつはこちら。

【顎変形症治療開始まで①】全てはここから始まった、噛み合わせ治療
顎変形症治療に踏み切った私が、そこに至るまでの道のりを当時の日記を元に振り返ります。最初は手術を伴う外科矯正など全く想定していない、「噛み合わせ治療」から始まりました。噛み合わせ治療を受けようと思ったきっかけは「ゆがみ」会社で年1回...

前回は、噛み合わせ治療をしているA歯科の紹介でカウンセリングに行ったB矯正歯科で、積極的に矯正を勧められず拍子抜けしたところまで。

どうやら私の場合、矯正で解決できる問題は少ないということのようです。

矯正すると受け口感が強調されるという恐ろしい話も聞いて悩みは深まるばかり……。

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B矯正歯科でカウンセリング後の決断

矯正を積極的に勧められなかったことから、B矯正歯科での矯正は諦めました。

受け口感が強調されるというのは私の望んでいることとは正反対だし、何より費用が高額すぎます。

装置の一部を白くしたり、少しでも目立たないようにしようとすると3ケタですから。

ただ、いろいろ調べてみると、この金額は矯正歯科の中でもちょっと高めの部類に入るようです。

頑張って探せば、もう少し費用を抑えたり、受け口が目立たない矯正方法を提案してくれるところがあるかも! と謎のやる気がわいてきました。

まあ安ければいいというものではないんですけどね。

その後B矯正歯科に行くことはありませんでしたが、思うような結果が得られないだろうと正直に伝えてくれたということは、良心的な先生なのかもしれません。

今では感謝しています。

さて、「B矯正歯科での矯正はしない」という結論をA歯科の先生に伝えるのも何だか気まずいです。

さらに、マウスピースを使った噛み合わせ治療も大きな変化は感じられないということで、結局A歯科への通院もやめてしまいました。

けれども、一度は感じた矯正への期待感は私の中で消えず。

上手に矯正してくれる先生に出会えたらいいなと思い、他の矯正歯科でもカウンセリングを受けてみることにしました。

矯正の「専門医」?「認定医」?

どうせなら上手な先生に診てもらいたいな……ということでいろいろ調べてみました。

矯正歯科の質はさまざま?

「矯正歯科」という看板を掲げていても、実際のところ、医師の質はさまざまなようです。

矯正を失敗された様子をブログで公開している方もいて、心が痛みました。

実は、歯科医師の免許さえあれば、矯正歯科と名乗ることは可能だとか。

何の訓練もせずに治療に当たる歯科医師はいないと思いますが、知識や経験がものを言いそうな治療だけに、患者側としてはあらかじめ先生の腕前をリサーチしたいというのが本音です。

認定医・専門医制度とは

矯正歯科を探している中でよく出てきたのが、「専門医」「認定医」という言葉。

これは公益社団法人日本矯正歯科学会の認定医・専門医制度によるものです。

日本矯正歯科学会には認定医・専門医制度があります。

これは矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることによって一般市民の皆さんに適切な医療を提供するために行われているものです。

そのために学会は、矯正治療に関して適切かつ充分な学識と経験を有するものを「日本矯正歯科学会の認定医・専門医」としています。

出典:日本矯正歯科学会 認定医・専門医名簿一覧

認定医の中で、より高度な専門性を持つと認めた資格が専門医という位置づけです。

認定医または専門医であることを売りにしている矯正歯科も多かったので、一定の信頼感は担保されている制度なのかなと思い、矯正歯科選びの目安にしてみました。

もちろん、この学会に所属していなくても腕のいい先生はいるのかもしれませんが、患者側としては一つ明確な基準があると理解しやすいと感じます。

日本矯正歯科学会のホームページには、名簿一覧があって都道府県別に検索ができます。

認定医か専門医か、診療所名も一目で分かってとても便利でした。

前回カウンセリングに行ったB矯正歯科の先生は認定医。

じゃあ専門医ならもっと違うアプローチができるのではないか? と思い、専門医に絞ってリサーチしてみました。

そこで見つけたのが、C矯正歯科です。

ミーコ
ミーコ

長くなったので一旦切ります。
キーワードの「外科矯正」までたどり着かなかった!!

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