顎変形症の治療開始までを振り返っているのですが、なかなか進みません。
初めての方はこちらから。

今回は、日本矯正歯科学会の認める「専門医」にみてもらうべく、C矯正歯科にカウンセリングにやってきたところから。
C矯正歯科でカウンセリング
日本矯正歯科学会の専門医が診察にあたる、C矯正歯科。
実際に通うことも想定して、自宅からそれほど離れていない場所にあるというのも選んだ理由です。
2017年7月に訪問。
顔のゆがみや受け口など今までの悩みに加え、他の矯正歯科では矯正しても受け口感は解消されないと言われたことを伝えました。
先生が口の中を見た後、別室でカウンセリング。
そして開口一番、

あなたのはあごの骨の問題、外科矯正じゃないと治りません。
――まさかの外科矯正宣告!!!
実は、C矯正歯科のホームページには顎変形症の外科矯正のことが詳しく載っていて、こんな治療法もあるんだと思って見ていました。
実際に手術をした人のブログを覗いてみたり。
でも、私ももっと骨の曲がりが大きかったらこんな手術で治すことになるのかな、ぐらいの気持ち。
まさかその対象になるとは。
私の場合、下顎前突と上あごの左右非対称があるので、上だけ、下だけの手術では解決せず、上下両方のあごの手術になるとか。

保険がきくから安くできますよ。
10日ぐらい入院するから時期は考えないといけないけど。
うちのスタッフも年末年始の休みでやりました。
あと術後は歯並びを固定して流動食ね。
さらっと勧めてくるけど、けっこう大きい手術ですよねこれ……。
もちろん見た目の問題だけではなく、余分な力がかかっている歯の負担を軽減や、噛み合わせの悪さから来る不調が改善という目的があります。
治療の流れや期間は?
症例写真を見せてもらいながら説明を受けます。
治療は、噛み合わせ調整含む術前矯正→外科手術→術後矯正という流れ。
矯正はC矯正歯科で、手術は提携している大きな病院でします。
提携先の病院は手術件数が多く、安心して任せられるところだそうですが。
治療には年単位の時間が必要で、手術までに1年半~2年ほど術前矯正が必要なのだとか。
さらに手術が終わってからも術後矯正が続きます。
でも、そんなに時間はかけていられないというのが正直な感想です。
ここ数年、白髪の増加、顔のたるみ、肌のハリの低下など、確実に体が変化していることを感じます。
少しずつ老化が進み、自然治癒力も落ちていると実感する中で、2年も待ってから大きな手術をするなんて、不安しかありません。
今まで自分には全く関係ないと思っていたことが、急に「自分事」になってしまいました。
いろいろな情報がいっぺんに入ってきたので考えを整理できず、大きなモヤモヤを抱えながら帰宅しました。
カウンセリング後、参考になったもの
外科矯正を勧められたC矯正歯科でのカウンセリング後、参考になったのが実際に手術を受けた人たちのブログです。
術前・術後の歯並びや顔の変化、入院生活や食事のこと、みなさん詳しく書いてくださっています。
ただ、年齢層は全体的に若め。学生さんや20代後半、アラサーぐらいまで。
アラサーと言うのがやや厳しい年齢にさしかかった自分としては、若さ故の生命力、快復力に期待できない分、どうなるのかが不安です……。

他の人の体験談が参考になった経験から、今こうしてブログを書いています。
私が参考にさせてもらったように、少しでもお役に立てれば。
そして自分自身の記録としても。
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