顎変形症治療開始までを振り返っています。

ここまでのカウンセリングで、外科矯正した方がいいという先生と、しなくても誤魔化せるレベルという先生に出会いました。
悩んでいるうちに約3ヶ月が経過して、2017年11月。
悩みすぎて分からなくなってきたので、別の先生の意見も聞いてみました。
E矯正歯科でカウンセリング
E矯正歯科の先生は、またまた日本矯正歯科学会の専門医。
口の中を見てから顔の写真を撮ってもらいます。
カウンセリングでは、普通に矯正してもあごの骨の位置は変わらないからねー、といういつものお話。
手術を強く勧めるわけではないが、左右非対称やあごが出ているのを治すなら手術しかない、というスタンスでした。
ただ、やはり1年ほどの術前矯正が必要だそう。これがネックです。
とりあえずカウンセリングのみで終了。
矯正は慌てなくていいからゆっくり考えて、とアドバイスをもらいます。
とはいえ慌てたくなるお年頃ですし、ゆっくり考えれば考えるほど迷走している気もしますが…。
長期の術前矯正には抵抗あり!
もう一度、顎変形症の外科矯正の流れをおさらい。
一般的に、術前矯正→手術→術後矯正という順序で進みます。
下あごが出ている「下顎前突」の場合、手術で下あごの骨を切って後ろに下げたときにきちんと噛み合わせるため、術前矯正では一時的に受け口方向に進ませることが多いです。
治療した人のブログでよく見かけた表現ですが、いわゆる「受け口最強」期間ですね。
術前矯正がある程度進んでからの話だと思うのですが、受け口を治したいのにどんどん受け口になっていく……。
この状態が長く続くというのも耐え難いです。
精神的にも肉体的にも、長期間の術前矯正には抵抗がある、ということだけはわかるのですが、「ゆっくり考える=悩みすぎて出口が見えない」になってしまっていますね……。
F矯正歯科でカウンセリング
ゆっくり考えているうちにもう1軒カウンセリング。
日本矯正歯科学会の認定医の先生ですが、ホームページに外科矯正のことを詳しく載せているので話を聞いてみました。
口の中を見て、奥歯の位置関係などを確認。
噛み合わせが受け口傾向にあり、変形はしているという判断です。
気になるなら手術です、と。
ただ、美容目的ではないよ、という話をされました。
骨の移動量に対して皮膚などの軟部組織の移動はその6割だか7割だか。
数ミリの移動なのでそこまで劇的な変化はないとのこと。
もちろんそんな劇的な変化は望んでいませんが、顔の数ミリって結構印象変わると思うんですよね。
術前矯正の期間と受け口最強期間についても聞いてみました。
私の場合は少し前に出て揃うぐらいで、そこまで受け口が目立つことはないのではという見立て。
ただし、その分あごの移動量も少なめです。
でも術前矯正はやはり1年以上かかるだろうと予想されました。
ちなみにここはカウンセリング料をとるシステム。
初めてのパターンですが、しっかり相談できたと思います。が、答えは出ず……。
カウンセリングを受けてきて気づいた気持ち
さて、ここまで5軒の矯正歯科でカウンセリングを受けてきて分かったこと。
私、手術したいんですね。
美容整形ではないのは分かっているので劇的な変化は望んでいないけれど、ずーっと悩んでいたコンプレックスが少しでも軽減されるかもしれないという期待感はあります。
なので、C矯正歯科の先生のように、手術が必要と言い切って背中を押して欲しいんだと思います。
ただ、私よりもっと症状の重い患者さんはたくさんいるのでしょう。
そのため、体への負担やリスクを考えると積極的には勧めないという判断を下す先生もいるということだと思います。
これはもう、自分で判断するしかない。

このブログの元になっている日記を読み返してみると、自分で判断することを決意したのは2017年12月。
この時から、外科矯正の方向で真剣に病院探しを始めたようです。
最初に外科矯正を勧められたのが7月なので、決断までに結構時間がかかりました……。
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