【顎変形症治療開始まで⑨】術前矯正なし、サージェリーファーストとは?

治療開始まで

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外科矯正で下顎前突と左右非対称を治すという方向性は決まりましたが、術前矯正でいったん受け口感が強くなるというのがまだ引っかかっています。

何かいい方法はないのかと思い、情報収集してみました。

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サージェリーファーストとは

手術はしたいけれど長期の術前矯正にはとても抵抗がある。

そんな思いを抱えながらネット検索を続けていて見つけたのが「サージェリーファースト」という治療法です。

一般的な治療法との違い

一般的に、顎変形症は「術前矯正→手術→術後矯正」という流れで治療します。

術前矯正では手術後の噛み合わせを想定して矯正するため、一時的に噛み合わせが悪くなることは避けられません。

さらに、私のような下顎前突の場合は、残念ながら受け口がより強くなります。

これはかなりのストレスだと想像できます。

一方、サージェリーファーストでは、最初にあごの土台となる骨を手術で整えて、その後に矯正装置をつけて矯正を始めます。

外科手術を併用しない一般の矯正と同じく、歯並びはどんどん良い方に向かっていきます。

精神的にも肉体的にも負担は少なそうですね。

ただ、比較的新しい治療法のようで、医師の腕が治療結果の良し悪しに大きく関わるらしく、どの病院でもできるというわけではなさそうです。

理想的な治療法…かと思いきや

腕のいい先生に出会えれば、サージェリーファーストは受け口最強期間がなくて、治療期間も短縮できる。

これはかなりのメリットなのですが、そう簡単にはいきません。

もちろんいいことずくめなわけでもなく……。

最大の問題点は、金額! 美容整形との違いは?

最大の問題点は、保険適用外の自費診療だということ。

保険が利かない分、当然治療費は高額になりますよね。

F矯正歯科のカウンセリングでも、ちらっとだけ、手術を先にすると……という話が出ていました。

そのとき提示された金額は確か手術代も含めて200~300万。

一般的な矯正と比べてもかなり高額になることに驚きました。

保険適用の場合と手術の術式自体は同じなのに、「手術→矯正」と順番を変えるだけで自費診療になってしまうのですね。

美容整形と同じという判断なのでしょうか。

ちなみに美容整形の骨切り手術も基本的に同じ術式でされることが多いようです。

術後に矯正をしないケースもあるようで、噛み合わせがどこまで考慮されているか不安ですが……。

参考までにインターネットで美容外科のサイトを見ていると、かなり変形があって顎変形症と診断されそうな人も、美容外科で手術を受けている症例が結構見つかります。

きちんと診断されれば保険で治療できそうなのになんだかもったいない気もしますが、術前矯正で1年半なんて悠長なことは言ってられないということでしょうか。

そもそも、保険治療と美容整形では意味合いが違うので、ここで再確認。

顎変形症の保険治療は、機能改善が目的。

美容整形は見た目の改善が目的。

そう認識していますが、全く別物ではないと思います。

患者のリクエストに応えて細かく見た目の調整するのは美容整形でしかできないことなのかもしれませんが、保険治療でも結果として見た目の改善につながることが多いというのが最近いろいろ調べていて受けた印象です。

現時点で、明確な「なりたい顔」があるわけでもなく、ここを何ミリ削りたいとか、下あごを何ミリ引っ込めたいという明確な数値のリクエストがあるわけでもない私にとっては、保険治療で噛み合わせが良くなり、さらに見た目の改善というおまけが付いてくるかもしれないと思えばそれで十分。

美容整形は全く否定しませんが、この手術に関しては保険が適用されるなんてむしろラッキーじゃない? と思うことにしました。

あごが曲がってる時点で全然ラッキーじゃないんですが、少しでも前向きに考えていかないと……。

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