矯正中に食べやすいもの、食べにくいもの

顎変ライフハック

矯正を始めた人の多くが直面するのが、「歯が痛くて食べられない」問題。

実は数日で治まるのですが、たかが数日、されど数日。

栄養補助食品を利用するのもありですが、そればかりでは飽きます。

さらに、装置が付いていることで、痛みがなくても食べにくい食品があるということにも気づかされました。

私は外食の機会が多く、メニュー選びに悩まされたので、食べやすいもの、食べにくいものを具体的にまとめてみました。

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食べやすいもの

豆腐

豆腐

誰もが想像するやわらか食品。

歯を使わずにつぶせるので、もちろん食べやすさも抜群です。

冷ややっこもいいし、揚げ出し豆腐もいいし。

ただ、メインの食材になりにくいというのが難点です。

麻婆豆腐は、調整直後で痛みのあるときはひき肉の粒々すら気になったのと、辛さが口の中の刺激になる感じがしました。

でもその時期を過ぎれば大丈夫。「麻婆豆腐は飲み物」です。

ケーキ

ケーキ

いきなりデザート類ですが、甘いものが好きなので食事の代わりに食べることがありました。

スポンジとクリームの一般的なケーキは歯を使わずに食べられますし、プリンは茶碗蒸しみたいなものです。

ただし、タルト生地には注意。

フルーツも、ものによっては注意。

たまにやたら固いメロンとかありますからね。

煮魚

魚

肉はどうしても固くて食べにくいので、動物性のたんぱく質はもっぱら魚から摂取。

なかでも煮魚が、適度な汁気と身のほぐれ具合で食べやすかったです。

本来は魚より肉派、和食より洋食派なのですが、定食屋で煮魚定食をよく食べるようになりました。

食べにくいもの

から揚げ・トンカツなど揚げ物全般

から揚げ

さっくりとした衣と、肉の歯ごたえ。

食べにくい要素を2つも備えています。

普通なら美味しいとされる揚げたてほど食べにくいという罠。

お総菜売り場の衣がシナシナのものならまだいけます。コロッケとか。

ただし、魚フライは要注意。

魚の種類のせいなのか、白身がとても細かくほぐれて、装置の隙間に挟まりまくります。掃除が大変。

同じ理由でツナ缶も結構食べにくいです。

生野菜サラダ

生野菜サラダ

調整直後は、生野菜ってこんなに歯ごたえあるんだ……と思い知らされます。

特にキャベツのシャキシャキ感は一口ごとにダメージが蓄積されていく感じ。

食べるのを諦めて、野菜ジュースとマルチビタミンのサプリを飲めばいいことにしました。

棒つきアイス

棒つきアイス

「歯が立たない」という表現がぴったり。

ひたすら舐めて食べる羽目になるので、どんなに食べたくても買う前によく考えるべき。

カップアイスなら大丈夫です。

ラーメン、パスタなど細い麺類

ラーメン

予想外に食べにくかったのがこちら。

矯正装置に絡みやすいのが問題です。

下手にのみ込むと、麺の一部が装置に絡まったまま残りは喉の奥を通過、というとても気持ちの悪い事態になります。

「少しずつ口に入れてしっかり噛みきりつつ絡まりがないか確認する」という食べ方を身に着けるまでかなり苦労しました。

ラーメンをすする楽しみは装置が外れるまでお預けです。

あとトッピングの白髪ネギにも注意。

逆に、うどんなど太い麺類は問題なく食べられます。

むしろ、よっぽどコシの強いものでなければやわらかくて食べやすい。

太くて装置に絡まりにくく、一度に口に入れる本数も少ないので確実に噛みきれますからね。

そのほか注意が必要な食べ物

固いもの

りんごの丸かじり

例えば、堅焼きのせんべい、リンゴの丸かじり。

痛みうんぬん以前に、大きな力がかかって装置が外れる可能性があるので、矯正中は絶対ダメです。

粘りのあるもの

ガム

例えば、餅、ガム。

確実に矯正装置に絡みまくることが予想できます。

掃除に苦労するのが目に見えているので、試そうという気も起きません。

色のつくもの

これはダントツでカレー。

矯正装置のゴムの部分が黄色く染まります。

ただ、食後すぐに口をゆすぐなどの工夫をすれば、いきなり真っ黄色ということにはなりませんのでご安心を。

それでも、2回、3回と食べるうちに黄ばみは確実に蓄積します。

カレーは好きなので食べられないのはつらいですが、黄色い装置も見苦しい。

折衷案として、調整1週間前からカレー解禁ということにしました。

これなら黄色くなった部分もすぐに交換してもらえます。

唐辛子系(キムチなど)も染まると聞いたことがありますが、それほど実感はありません。

それよりキムチは唐辛子のかけらが何度掃除しても出てくるのがやっかいです。

赤いので目立っているだけとは思いますが、そのほかの食べかすもこうやって残っているのかと思うとちょっと憂鬱……。

まとめ:食べられるものを見つけよう!

痛みの程度は人によって、矯正の進み具合によって差があるので、食べられるものを探すのはトライ&エラーの連続だと思います。

(ちなみに私はトライを繰り返すうちに「あらかじめ一口大にしておいて無理なら丸のみ」という技術を身に着けました笑)

食べられないほどの痛みは一時的なものなので、食べられないものを探して悲しむより、食べられるものを見つける方が楽しく過ごせますよ!

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