手土産に人気のクッキー、銀座ハプスブルク・ファイルヒェンの「テーベッカライ クライン」。
手土産としていただける日を心待ちにしていたのですが、いつまでたっても誰もくれないので、ついに自分で買ってしまいました。
しょっちゅう食べられるお値段ではないですが、その価値がある美味しさだったので記録しておきます。
銀座ハプスブルク・ファイルヒェン「テーベッカライ クライン」
最初聞いたときは何のことだか分からなかったので調べると、
「オーストリア食文化の継承者と認められた『オーストリア国家公認キュッヘン(料理)マイスター』神田真吾」さんがオーナーシェフを務めるレストラン、銀座ハプスブルクのお菓子部門が、銀座ハプスブルク・ファイルヒェン。
エリザベート皇妃の愛した菫の花(ファイルヒェン)やそのお菓子にちなんだ、可憐で繊細なウィーンの伝統的なお菓子を作っているようです。
「テーベッカライ」はその中の一つ、クッキーの詰め合わせ。
3種類の「クライン」と、4種類の「グロース」があります。
購入まで
予約は必要?
ネットでは、「前日までに予約しないと買えない」「遅い時間帯では品切れ」などの情報をよく見かけます。
私が買った日はたまたまなのか、予約なし・ランチタイムの閉店間際に購入することができました。
ダメ元で行ったらあった、ぐらいの感じなので、確実に手に入れたければもちろん予約が無難です。
購入方法
店舗は7階にあり、エレベーターを降りるともうそこは店内。
重厚な雰囲気に圧倒されましたが、受付でクッキー購入の旨を告げると丁寧に対応してもらえました。
お値段は3600円なり。
店舗に直接行くほか、通販もあります。
食べてみた
開封

持ち帰って、うやうやしく開封。
一辺は14センチ足らずの小ぶりの缶です。

包装紙の中は、不織布に包まれています。

中にはクッキーの説明書が入っていて……

バニーレ・ショコラーデ・リンツァーの3種類。

蓋を開けると、シリカゲルがたくさん。
このあたりは手作り感がありますね。

ちょっと不揃いなクッキーがぎっしり詰まっています!取り出しにくそう!
実食
案の定取り出しにくかったのですが、一個出てしまえばあとは大丈夫。
まずは「ショコラーデ」。6個入り。

びっくりするほどソフトな食感。でも市販のいわゆるソフトクッキーとは明らかに違います。
市販のものがソフトでもみっちり詰まった感じがあるのに対し、こちらはサラサラ、ホロホロと崩れていくような食感。
間のホワイトチョコの層はごく薄く、食感の邪魔をしません。
カカオの風味もいいですね。
続いて「リンツァー」。これ、2段になってます! だから12個入り。

シナモンが香ります。
それほど強い香りではないけれど、好き嫌いは分かれるかな?(私があまりシナモン得意ではないので……)
食感はザクッとしていますがあくまでも繊細なざっくり。(??)
最後は「バニーレ」。10個入り。

ショコラーデほどではないですが、こちらもソフトな食感。
「バターたっぷり使いました!」というのが伝わってくるリッチな味わいです。
ラズベリーももちろん相性良し!
賞味期限など

賞味期限は2週間。
短いな、と思いましたが、これだけリッチにバターを使っていれば、酸化するのも早いかも。
少しでも長くもたせる方法を購入時に聞いたところ、冷蔵庫での保管もおすすめと言われました。
なので、開封後は冷蔵庫に入れてちょこちょこ食べていたのですが、
冷蔵庫に入れると、食感が変わります。
ショコラーデの繊細なソフトさ、ホロホロした食感は失われて、少し固くなってしまいました。
もちろんそれでも十分に美味しいのですが、最初の食感を知っていると、これが失われるのは惜しいと思ってしまいます。
冷蔵庫に入れる前に、さっさと食べきってしまうのがおすすめです!
まとめ:やっぱり手土産に最適!
自分用にするにはちょっとお高いクッキーでしたが、お値段なりの価値がある味でした。
手土産にもらえたら確かに嬉しいと思います。
購入時にもらった紙袋は、ロゴ入りで赤い紐の持ち手がついたしっかりしたもので、こんなところも安っぽさがなくていいですね。
人数が多ければ4種類入りのグロース(5400円)でもいいかもしれません。
私も次はこれが欲しいです……。
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