ゴールデンウィークに訪れた金沢で、とってもかわいいお菓子に出会いました。
パンダバウムで有名な「まめや金澤萬久」の型ぬきバウム。
実はパンダには仲間がたくさんいました!
「まめや金澤萬久」とは?
「金沢・加賀・能登の素材と文化と伝統を、繊細な菓子で今に伝える」というコンセプトの金沢のお菓子屋さん。
手書きのパッケージに入った豆菓子の印象が強かったのですが、昨年あたりから東京限定の「パンダバウム」が大ヒット!
東京駅構内のグランスタで長い行列が出来ているのをみたことがある方も多いのではないでしょうか。(※現在は閉店しています。詳しくは→「パンダバウムのまめや萬久グランスタ店が閉店…!」)
以前手に入れた現物がこちら。
1個540円。自分で型ぬきして食べます。
豆柴にうさぎ、パンダだけじゃないかわいさ!
今回は旅行先の金沢でお店を見つけたので入ってみました。
すると、こんなにかわいい型ぬきバウムを発見!
1個540円。まめしばが黄な粉味、うさぎがいちご味です。
いずれも東京の店舗では販売していない商品だそうです。
まめしば・うさぎ実食
慎重に型ぬきをしていただきます。
うさぎは抜きやすいです。印刷がちょっとずれているのはご愛敬。
型ぬきをしている時から、あたりにいちごの香りが漂います。
やわらかくしっとりとした食感です。
一方、まめしばは型ぬきがかなり難しい!
縁の細い部分が崩れてしまいました。
それほど黄な粉が強いわけではなく、プレーンな味わい。
こちらも同じくやわらか食感です。
ネコも仲間!
もうひとつ、金沢駅百番街にあるお菓子屋さんで発見したのがこちら。
型ぬきバウムだ!と思いましたが、まめや金澤萬久じゃない……。
店名と製造者は「株式会社ぶどうの木」となっています。
これって大丈夫なの?と思いましたが、まめや金澤萬久のめいてつ・エムザ店では一緒に売られているのを見て安心しました。
実は、ぶどうの木とまめや金澤萬久は同じ会社。
型ぬきバウムもよく見ると、製造者はぶどうの木です。
老舗感を出しているまめや金澤萬久の方が母体かと思いきや、ぶどうの木の方が歴史が古いようです。
ホームページのお店の歴史を見ると、ぶどうの木は1985年会社設立、まめや金澤萬久は2009年に本店開業となっています。
現在、石川・富山で計12軒のレストラン、8軒のケーキショップを営む地元に根付いた洋菓子店なんですね。
にゃんこ実食
さて、にゃんこのバウム。
1個486円と型抜きバウムより少し安く、塩キャラメル味です。
パッケージもかわいい。
「トラ」という名前だそうですよ。
同じように型ぬきしていただきます。
にゃんこのイラスト部分は、まめしばとうさぎのフォンダンとは違ってチョコレートっぽい感じ。
固さがあるので簡単に型ぬきできました。
お味は香ばしいカラメル風味です。
買えるお店
まめや金澤萬久のお店の人の話によると、型ぬきバウムのまめしばとうさぎの扱いがある店舗は金沢だけとのこと。
すなわち、本店・金沢百番街店・香林坊大和店・めいてつ・エムザ店です。
このうち、めいてつ・エムザ店では、にゃんこのバウムの取り扱いも確認しました。
金沢まで行ってられない!という人は、オンラインショップで。
まめしばとうさぎは、まめや金澤萬久のオンラインショップで取り扱いがあります。
にゃんこのバウムは過去にぶどうの木のオンラインショップで販売されたこともあるようですが、現状では県内の店舗で手に入れるしかなさそうです。
現地でしか買えないお菓子なので、お土産にすると喜ばれそうです。
おまけ:カステラもおすすめ!
まめや萬久では、お土産にカステラも買いました。
今しかネタにできないこちら!
「金かすてら」の「令和」バージョンです。
ちょっと文字が薄い気もしますが、光の当たり方によってはよく見えます。
金箔を贅沢に使っているのが金沢らしいですね。
パッケージも中身も高級感がありますが、長さは約15センチで1620円。割とお手頃な価格です。
個包装ではありませんが、3切れにカットされています。
お味は自然な甘さで、しっとり、ふんわりとした食感。
底の方ほど密度が高く、むっちり感とでも言うような密度の高さを感じます。
食べ応えはありつつ、味はしつこくないので、一本ペロリといってしまいました。(お友達へのお土産用に買っていたのですが、会えないでいるうちに賞味期限が切れたので自分で食べることになりました……。ちなみに賞味期限は3週間ほどでした)
金箔を貼っただけのものや、うさぎの形に型ぬきできるものもあるので、新元号ブームが終わった後も贈り物に使えそうですね。
コメント