顎変形症の手術後、やわらかいものしか食べられないためチャレンジしているユニバーサルデザインフード(介護食品)の食べ比べ。

今回は「ハンバーグ」。
みんな大好きハンバーグ。お肉は大事です。
引き続き、トップバリュ・キユーピー・アサヒの3ブランドを食べ比べます。
※味覚に関しては感じ方の差が大きいので、あくまでも個人の感想としてお読みください。
パッケージ、データなど
トップバリュ
商品名:トップバリュ やわらか煮込みハンバーグ
区分:容易にかめる
内容量:110g
説明:3種類の肉を使ったハンバーグをコクのあるデミグラスソースで煮込みました。
エネルギー:133キロカロリー
たんぱく質:5.4g
脂質:7.2g
炭水化物:12.3g(糖質11.0g 食物繊維1.3g)
食塩相当量:0.9g
ナトリウム:367mg
カリウム:173mg
カルシウム:284mg
リン:68mg
本体価格:137円
キユーピー
商品名:キューピー やさしい献立 煮込みハンバーグ
区分:容易にかめる
内容量:100g
説明:やわらかく仕立てたハンバーグをコクのあるソースでじっくり煮込みました。じゃがいも、にんじん、玉ねぎが入った具だくさんのソースです。
エネルギー:80キロカロリー
たんぱく質:3.7g
脂質:3.0g
炭水化物:10.2g(糖質8.9g 食物繊維1.3g)
食塩相当量:1.3g
カルシウム:152mg
本体価格:180円
アサヒ
商品名:アサヒ バランス献立 デミグラスハンバーグ
区分:容易にかめる
内容量:100g
説明:ふっくら仕上げたハンバーグを香味野菜やトマトのコクがあるソースで煮込みました。
エネルギー:102キロカロリー
たんぱく質:4.4g
脂質:5.5g
炭水化物:8.6g
食塩相当量:0.8g
本体価格:180円
開封
左から、トップバリュ、キユーピー、アサヒです。
実食
トップバリュ
「3種類の肉」とわざわざ書いてあるところがポイント。牛肉・鶏肉・豚肉です。
でも鶏肉が強いのか、少々鶏つくね寄り。ソースにまろやかな甘さがあります。
食感は不均一にほぐれる感じがハンバーグっぽい。野菜はエッジを残した仕上がりです。
冷めても味や食感にほとんど変化はなく、ゆっくりしか食べられなくても大丈夫そう。
そしていつもの「シールド乳酸菌M-1 100億個配合」です。
キユーピー
ソースは甘さを抑えて深みを出しているタイプ。
トップバリュのものより鶏つくね感が強いと思ったら、そもそも使っている肉は鶏肉だけでした。
均一にぎゅっとつまった食感もまさに鶏つくね(専門店のものではなく、スーパーなどで売っているものをイメージしてください)。
野菜はやわらかい仕上がりです。
温かいうちは良かったのですが、冷めると急激に甘さが増しました。
急いで食べるか、甘口ソースを楽しむかの2択です。
アサヒ
ソースの甘さ自体は控えめの部類なのですが、どの商品にも共通する独特の後に残る甘い風味があります。
ご飯と一緒に食べればあまり気にならないかもしれません。
鶏肉と豚肉使用。何かに似ているなーと思ったら、イシイのミートボールでした。
3社の中で一番弾力があります。もちろん容易にかめる範疇ですが。
野菜はやわらかです。
まとめ
三者三様なのですが、なんというか、ハンバーグかと言われるとコレジャナイ感。
牛肉と豚肉の合い挽きのごく一般的なハンバーグでいいのに、なぜ全て鶏つくねになっているんだろう…?
そもそも、ハンバーグってそんなに固い食べ物ではないので、普通に市販されているレトルト食品でいいのでは??
特にローソンセレクトのこの商品。
「イベリコ豚と牛肉の肉汁がジュワッとあふれるプレミアムハンバーグ」。
ジューシーかつ嫌みのない肉の旨味。もちろん牛肉と豚肉です。こういうのが食べたかった。
(※食べてから記事にするまで期間が空いてしまったので、この商品自体はすでに廃盤…でも似たような商品は常にあるはず!)
399円とちょっとお高いので、そもそも同じ土俵に上げるなという話かもしれませんが、同じローソンセレクトの130円のデミグラスハンバーグもそこそこおいしいと思います。
カロリーや塩分などの制限がなく、単に食べる機能が落ちているだけ、という人なら、ローソンに限らず市販のレトルト食品を活用した方が満足度が高いと思います(小声)。
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